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【日本】花王、使用済みプラ包装・容器で自主回収認定取得。消費財メーカーで初

 花王と同社傘下の花王ロジスティクスは3月5日、同社事業所および鎌倉市で実施しているプラスチック包装容器の回収について、経済産業省及び環境省から「製造・販売事業者等による自主回収認定」を取得したと発表した。一般消費者を対象とした製造・販売事業者での同認定の取得は初。

 日本では現在、使用済みのプラスチック包装容器は、自治体が定めたルールに沿って「一般廃棄物」として処理されている。ただし、廃棄物については、適切に処理されるよう「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」のもと、許可を持った事業者でなければ回収できない。そのため花王はこれまで、同社が分別回収する日用品の使用済みプラスチック包装容器を、「有価物」として取り扱うことを認める自治体でのみ、回収の実証実験を展開してきた。

 今回同社が取得した認定は、2022年4月施行の「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ新法)」の措置事項のひとつ。認定を取得することで、花王グループ内と鎌倉市で使用済みのつめかえパックを、廃棄物として自主回収することが可能になる。

 回収拠点から集約拠点へ移送後は、花王の和歌山研究所のリサイクルパイロットプラントで再資源化する予定。輸送では、花王ロジスティクス等による既存の事業所間輸送を活用することで、輸送コストや二酸化炭素排出量を削減する。

 同社は今後、同アクションの他地域への拡大も目指す。

【参照ページ】一般消費者を対象とした製造・販売事業者として初めてプラ新法のプラスチック包装容器の回収における「製造・販売事業者等による自主回収認定」を取得
【画像】花王

 花王と同社傘下の花王ロジスティクスは3月5日、同社事業所および鎌倉市で実施しているプラスチック包装容器の回収について、経済産業省及び環境省から「製造・販売事業者等による自主回収認定」を取得したと発表した。一般消費者を対象とした製造・販売事業者での同認定の取得は初。

 日本では現在、使用済みのプラスチック包装容器は、自治体が定めたルールに沿って「一般廃棄物」として処理されている。ただし、廃棄物については、適切に処理されるよう「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」のもと、許可を持った事業者でなければ回収できない。そのため花王はこれまで、同社が分別回収する日用品の使用済みプラスチック包装容器を、「有価物」として取り扱うことを認める自治体でのみ、回収の実証実験を展開してきた。

 今回同社が取得した認定は、2022年4月施行の「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ新法)」の措置事項のひとつ。認定を取得することで、花王グループ内と鎌倉市で使用済みのつめかえパックを、廃棄物として自主回収することが可能になる。

 回収拠点から集約拠点へ移送後は、花王の和歌山研究所のリサイクルパイロットプラントで再資源化する予定。輸送では、花王ロジスティクス等による既存の事業所間輸送を活用することで、輸送コストや二酸化炭素排出量を削減する。

 同社は今後、同アクションの他地域への拡大も目指す。

【参照ページ】一般消費者を対象とした製造・販売事業者として初めてプラ新法のプラスチック包装容器の回収における「製造・販売事業者等による自主回収認定」を取得
【画像】花王

 花王と同社傘下の花王ロジスティクスは3月5日、同社事業所および鎌倉市で実施しているプラスチック包装容器の回収について、経済産業省及び環境省から「製造・販売事業者等による自主回収認定」を取得したと発表した。一般消費者を対象とした製造・販売事業者での同認定の取得は初。

 日本では現在、使用済みのプラスチック包装容器は、自治体が定めたルールに沿って「一般廃棄物」として処理されている。ただし、廃棄物については、適切に処理されるよう「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」のもと、許可を持った事業者でなければ回収できない。そのため花王はこれまで、同社が分別回収する日用品の使用済みプラスチック包装容器を、「有価物」として取り扱うことを認める自治体でのみ、回収の実証実験を展開してきた。

 今回同社が取得した認定は、2022年4月施行の「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ新法)」の措置事項のひとつ。認定を取得することで、花王グループ内と鎌倉市で使用済みのつめかえパックを、廃棄物として自主回収することが可能になる。

 回収拠点から集約拠点へ移送後は、花王の和歌山研究所のリサイクルパイロットプラントで再資源化する予定。輸送では、花王ロジスティクス等による既存の事業所間輸送を活用することで、輸送コストや二酸化炭素排出量を削減する。

 同社は今後、同アクションの他地域への拡大も目指す。

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【画像】花王

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 花王と同社傘下の花王ロジスティクスは3月5日、同社事業所および鎌倉市で実施しているプラスチック包装容器の回収について、経済産業省及び環境省から「製造・販売事業者等による自主回収認定」を取得したと発表した。一般消費者を対象とした製造・販売事業者での同認定の取得は初。

 日本では現在、使用済みのプラスチック包装容器は、自治体が定めたルールに沿って「一般廃棄物」として処理されている。ただし、廃棄物については、適切に処理されるよう「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」のもと、許可を持った事業者でなければ回収できない。そのため花王はこれまで、同社が分別回収する日用品の使用済みプラスチック包装容器を、「有価物」として取り扱うことを認める自治体でのみ、回収の実証実験を展開してきた。

 今回同社が取得した認定は、2022年4月施行の「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(プラ新法)」の措置事項のひとつ。認定を取得することで、花王グループ内と鎌倉市で使用済みのつめかえパックを、廃棄物として自主回収することが可能になる。

 回収拠点から集約拠点へ移送後は、花王の和歌山研究所のリサイクルパイロットプラントで再資源化する予定。輸送では、花王ロジスティクス等による既存の事業所間輸送を活用することで、輸送コストや二酸化炭素排出量を削減する。

 同社は今後、同アクションの他地域への拡大も目指す。

【参照ページ】一般消費者を対象とした製造・販売事業者として初めてプラ新法のプラスチック包装容器の回収における「製造・販売事業者等による自主回収認定」を取得
【画像】花王