Sustainable Japan | 世界のサステナビリティ・ESG投資・SDGs

【フランス】ロレアル、カルフール、TerraCycleら3社、化粧品容器・包装リサイクルで協働

 化粧品世界大手仏ロレアル、小売世界大手仏カルフール、サーキュラーエコノミー推進TerraCycleの3社は3月17日、化粧品容器・包装のリサイクル加速に向け、協働すると発表した。カルフール331店舗で、回収箱を設ける。

 ロレアルとTerraCycleは2020年6月から協働。フランス国内で600ヵ所の回収箱を設置し、リサイクルを行ってきた。今回、同スキームにカルフールが加わった形。

【参考】【イギリス】ロレアル、化粧品空き容器を小売大手で回収。ロレアル製以外も受付。リサイクル強化(2020年9月13日)

 ロレアルは、プラスチック消費量削減とリサイクル促進に注力。2025年までに包装・容器を100%再充填、再利用、堆肥化、リサイクル可能なものに転換する。また2030年までには、100%バイオ素材または再生素材に転換する目標を掲げている。

 同社は、商品設計段階から、包装・容器の軽量化や再生素材調達、転換を実施。消費者に対しては、2018年から包装・容器の分別回収に関する認知を呼びかけている。現在消費者の80%以上は、包装・容器のリサイクルに協力しているという。

 カルフールも、2025年までに包装・容器を100%再利用、堆肥化、リサイクル可能なものに転換する方針を標榜。プライベートブランドでのプラスチック製包装・容器を段階的に停止している。また、2022年に導入される拡大分別回収指令に先んじて、リサイクル困難な廃棄物処理を専門とするTerraCycleと協働。フランスでのリサイクルが困難な包装・容器のリサイクルを行う。

 ロレアルとカルフールは、プラスチック削減イニシアチブ「Pacte National sur les emballages plastiques」の創設企業。小売、製造、公的機関で、プラスチック消費量削減や代替素材への転換に向けたベストプラクティスを共有している。

 同プログラムは、フランス市場すべての化粧品ブランドの包装・容器に適用。カルフールは、化粧品やプラスチック容器、軟質プラスチックチューブ、スティック脱臭剤等を回収し、TerraCycleへ送付する。TerraCycleは、包装・容器を分別・保管し、一定量に達したら、粉砕する。その後、製造メーカーで粉砕したプラスチックを再利用し、ベンチや屋外用家具の製造に活用するという。

【参照ページ】L’ORÉAL FRANCE, CARREFOUR AND TERRACYCLE JOIN FORCES TO RECYCLE COSMETICS CONTAINERS AND PACKAGING IN STORES

ここから先は登録ユーザー限定のコンテンツとなります。ログインまたはユーザー登録を行って下さい。

 化粧品世界大手仏ロレアル、小売世界大手仏カルフール、サーキュラーエコノミー推進TerraCycleの3社は3月17日、化粧品容器・包装のリサイクル加速に向け、協働すると発表した。カルフール331店舗で、回収箱を設ける。

 ロレアルとTerraCycleは2020年6月から協働。フランス国内で

ここから先は登録ユーザー限定のコンテンツとなります。ログインまたはユーザー登録を行って下さい。

 化粧品世界大手仏ロレアル、小売世界大手仏カルフール、サーキュラーエコノミー推進TerraCycleの3社は3月17日、化粧品容器・包装のリサイクル加速に向け、協働すると発表した。カルフール331店舗で、回収箱を設ける。

 ロレアルとTerraCycleは2020年6月から協働。フランス国内で

ここから先は登録ユーザー限定のコンテンツとなります。ログインまたはユーザー登録を行って下さい。

ここから先は有料登録会員限定のコンテンツとなります。有料登録会員へのアップグレードを行って下さい。

 化粧品世界大手仏ロレアル、小売世界大手仏カルフール、サーキュラーエコノミー推進TerraCycleの3社は3月17日、化粧品容器・包装のリサイクル加速に向け、協働すると発表した。カルフール331店舗で、回収箱を設ける。

 ロレアルとTerraCycleは2020年6月から協働。フランス国内で600ヵ所の回収箱を設置し、リサイクルを行ってきた。今回、同スキームにカルフールが加わった形。

【参考】【イギリス】ロレアル、化粧品空き容器を小売大手で回収。ロレアル製以外も受付。リサイクル強化(2020年9月13日)

 ロレアルは、プラスチック消費量削減とリサイクル促進に注力。2025年までに包装・容器を100%再充填、再利用、堆肥化、リサイクル可能なものに転換する。また2030年までには、100%バイオ素材または再生素材に転換する目標を掲げている。

 同社は、商品設計段階から、包装・容器の軽量化や再生素材調達、転換を実施。消費者に対しては、2018年から包装・容器の分別回収に関する認知を呼びかけている。現在消費者の80%以上は、包装・容器のリサイクルに協力しているという。

 カルフールも、2025年までに包装・容器を100%再利用、堆肥化、リサイクル可能なものに転換する方針を標榜。プライベートブランドでのプラスチック製包装・容器を段階的に停止している。また、2022年に導入される拡大分別回収指令に先んじて、リサイクル困難な廃棄物処理を専門とするTerraCycleと協働。フランスでのリサイクルが困難な包装・容器のリサイクルを行う。

 ロレアルとカルフールは、プラスチック削減イニシアチブ「Pacte National sur les emballages plastiques」の創設企業。小売、製造、公的機関で、プラスチック消費量削減や代替素材への転換に向けたベストプラクティスを共有している。

 同プログラムは、フランス市場すべての化粧品ブランドの包装・容器に適用。カルフールは、化粧品やプラスチック容器、軟質プラスチックチューブ、スティック脱臭剤等を回収し、TerraCycleへ送付する。TerraCycleは、包装・容器を分別・保管し、一定量に達したら、粉砕する。その後、製造メーカーで粉砕したプラスチックを再利用し、ベンチや屋外用家具の製造に活用するという。

【参照ページ】L’ORÉAL FRANCE, CARREFOUR AND TERRACYCLE JOIN FORCES TO RECYCLE COSMETICS CONTAINERS AND PACKAGING IN STORES

ここから先は登録ユーザー限定のコンテンツとなります。ログインまたはユーザー登録を行って下さい。