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【国際】欧州発生の口蹄疫、今世紀最悪の状況。家畜や食料に大きな影響懸念。FAO対策強化要請

 国連食糧農業機関(FAO)は5月5日、欧州で発生した口蹄疫が21世紀最悪の感染状況となっていると警鐘を鳴らした。すでに外来ウイルス株が中東に感染拡大しており、影響を最小限に抑えるため、早期発見とバイオセキュリティ対策の強化が緊急に必要と強調した。

 口蹄疫は、牛、豚、羊、ヤギ等の蹄のある動物を罹患させる感染力の強いウイルス性疾患。典型的な特徴は、発熱と、跛行を伴う口や足の水疱で、成獣はあまり罹患しないが、幼獣は心不全で突然死することもある。感染力は強く、耐性や定期的なワクチン接種を実施していない国や地域では、多数の動物が罹患する可能性がある。

 口蹄疫は、人体健康に関する公衆衛生上の脅威ではないが、家畜の健康や福祉、食糧安全保障、生計に深刻な影響を及ぼし、乳量や肉量の減少等、家畜の生産性を低下させる。FAOによると、世界全体での直接的な生産損失と、流行地域におけるワクチン接種費用は、年間210億米ドルに上る。食品流通等への間接的な影響も考慮すると、さらに多くな経済打撃となる。

 欧州では最近、口蹄疫ウイルスが検出され、2001年以来最悪の流行状態が発生。ドイツでは2025年1月に発生が確認されたが、それ以降は発症していないと宣言されているが、その1ヵ月後にハンガリーに侵入し、その後スロバキアでも発生した。すでに、英政府は、隣国ハンガリーでの発生を受け、オーストリアだけでなく、ウイルスが検出された欧州諸国からの肉や乳製品の輸入を禁止している。

 また、中東では、東アフリカ経由で持ち込まれたと思われる外来血清型による大量感染が発生。すでに、バーレーン、イラク、クウェートから感染例が報告されており、西ユーラシア地域も含めた他の国でも感染の危険性が高いという。

【参照ページ】FAO warns: Enhanced awareness and action needed amid foot-and-mouth disease outbreaks in Europe and the Near East

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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