Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【ドイツ】シーメンスとイラク政府、エネルギー・電力事業分野での協力に合意

siemens

 総合電機世界大手の独シーメンスは3月24日、イラク政府との間で、石油・ガス設備の近代化を共同で実施する覚書(MoU)を締結した。今後、イラクのエネルギー省、石油・ガス省と連携し、パワーミックス(複数の発電方法を混合させる手法)を含めた発電整備と送電網インフラを開発していく。

 また今回の覚書の中で、将来に渡り発電および石油・ガスの分野でさらなる協力を行っていくことでも合意し、特にインフラ強化のための資金調達の枠組みについても今後整備していく考えだ。

 欧米を中心に、化石燃料からのダイベストメントキャンペーンが巻き起こる中だが、化石燃料の分野では発電効率の増加、ガスフレアの撲滅、炭素回収蓄積技術(CCS)などの技術革新が必要だとも言われている。今回のシーメンスの発表からは、設備近代化に向けての具体的な内容はまだ明確になっていない。イラクはフセイン政権打倒までの間、原油輸出禁止などの経済制裁を国連から受けており、今でも石油・ガスの増産をしたいという政治的な思惑が強い。シーメンスの具体的な取り組みに注目が集まる。

【参照ページ】Siemens and Iraq sign landmark energy cooperation agreement

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。