消費財世界大手米SCジョンソンと米天気情報大手AccuWeatherは7月14日、外出やBBQ等での害虫対策として、害虫発生度数「AccuWeather SC Johnson Pest Index」を共同開発したと発表した。害虫が発生する可能性の高い時間帯をリアルタイムで把握できる。
今回のツールは、場所、天候、昆虫の行動等を考慮し、屋内外の害虫が発生する程度を3段階で予測するもの。AccuWeatherのホームページから無料で閲覧できる。これにより、蚊、ダニ、アリ、ゴキブリ等の発生しやすさを把握し、事前対策を呼びかける。
SCジョンソンは、今回のツール公開を通じ、自社の害虫駆除製品の販促につなげる考え。害虫駆除対策では、生態系や人体への影響に対する透明性や対策も求められる。SCジョンソンは2018年、商品含有成分の透明性向上での成果を開示したり、生態系保護の活動にも乗り出したりしており、ひとまず一定のアクションをとっている。
【参考】【アメリカ】SCジョンソン、商品含有成分の透明性向上で大きな進展。2017年サステナビリティ報告書(2018年5月3日)
【参照ページ】SC Johnson and AccuWeather Announce Launch of First-of-its-Kind Pest Index to Help Families Plan for a Summer Full of Memories…Not Pests
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