カリフォルニア州北部連邦地方裁判所は9月初旬、電子機器世界大手韓国サムスン電子とLG電子の2社を競争法違反及び労働法違反の疑いに関する訴えを受理した。LG電子の米国法人の営業マネージャーが、サムスン電子の米国法人に転職しようとした際、サムスン電子の人事担当者からLG電子の従業員は採用できないという合意があるとの内容を伝えたことで、同氏が同裁判所に訴えていた。訴訟地となったシリコンバレーでは、すでにグーグルやアップルなどの企業が同様の「引き抜き禁止」方針を定めていたことで裁判となり、昨年違法判断を受けて企業は罰金を命じられた。
米国では、このような「引き抜き禁止」措置は禁止されている。ロイター通信の報道によると、LG電子はそのような方針があることを否定しており、サムスン電子はコメントを控えているという。裁判番号は、カリフォルニア州北部連邦地方裁判所「Frost vs. LG Corporation, LG Electronics Inc, Samsung Electronics Co Ltd et al., 16-5206.」。
【参考ページ】Samsung, LG sued over U.S. employee recruiting policies
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