【アメリカ】VFコーポレーション、毛皮・アンゴラ・ワニ革などの使用を全面禁止 2017/05/21 最新ニュース

 アパレル大手米VFコーポレーションは5月9日、動物由来の素材に関するポリシー「Animal Derived Materials Policy」を同社として初めて制定し、今後同社の全ブランドで、ファー(毛皮)、アンゴラ(モヘヤ)、ワニやトカゲなどエキゾチックレザーの使用を禁止することを決定した。VFコーポレーションは、ジーンズブランド「Wrangler」「Lee」、靴ブランド「Vans」「ティンバーランド」などを保有し、ニューヨーク証券取引所に上場する米国アパレル大手。

 今回発表のポリシーは、動物愛護NGOのThe Humane Society of the United StatesやHumane Society Internationalと共同で作成。同社傘下のブランドや同社の取引企業が遵守しなければならない素材規定、調達規定、使用に関するガイドラインなどが定められている。同社が多く使用している動物由来素材のダウン、羊毛、牛や馬などのレザーは、禁止の対象にはなっていない。

 同社はこれまでもアニマル・ウェルフェアの分野で様々な取組を進めてきた。傘下のティンバーランドでは、他の靴メーカー、皮なめし工場、小売店と協働し「Leather Working Group」を立ち上げ、皮革業界における責任ある素材調達の取組を推進している。2014年には、傘下のノースフェースが「Responsible Down Standard」を作成し、ダウンの責任ある調達認証を確立した。この認証は、認証機関Control Union、アパレル・繊維業界のサステナビリティ向上に取り組む国際NGOのTextile Exchangeと協力して作成。現在はTextile Exchangeが認証管理団体となっている。

 同社、他にも、紛争鉱物、綿花(コットン)、森林由来の素材(Forest Derived Materials)、化学物質(Restricted Substances List)に関するポリシーを公表している。

【参考サイト】VF Corporation Prohibits Use of Fur in Products, Emphasizes Ethical Treatment of Animals with New Materials Policy

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