国際標準化機構(ISO)は9月18日、ITサービスマネジメント規格「ISO/IEC 20000シリーズ」を改訂し、「ISO/IEC 20000シリーズ:2018」をリリースしたと発表した。ISO/IEC 20000シリーズは、ITサービスの提供者が、サービスの内容やリスクを明確にし、高い品質やサービスレベルを実現するためのマネジメント規格。
ISO/IEC 20000シリーズの改訂は、ISO/IEC 20000-1とISO/IEC 20000-10の2つ。今回の改訂により、各パートの構成は、
- Part 1:2018 - 要求事項
- Part 2:2012 - 適用ガイダンス
- Part 3:2012 - スコープ定義とPart-1適用可能性
- Part 5:2013 - Part1の事例導入計画
- Part 6:2017 - 監査・認証提供機関への要求事項
- Part 7:開発中 -Part1とISO 9001:2015及びISO/IEC 27001:2013との統合・相関ガイダンス
- Part 9:2015 - クラウドサービスへのPart1適用可能性ガイダンス
- Part 10:2018 - コンセプトと語彙
- Part 11:2015 - Part1とITILとの関係ガイダンス
- Part 12:2016 - Part1とCMMI-SVCとの関係ガイダンス
- Part 13:開発中 - Part1とCOBITとの関係ガイダンス
となった。
ISO/IEC 20000シリーズの改訂作業は、ISOとIECの合同テクニカルイン回で実施された。
【参照ページ】The ISO/IEC’s service management system series gets an upgrade with key standards newly revised
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