イスラム開発銀行(IsDB)は11月11日、サステナブルファイナンス・フレームワークを採択。同フレームワークに基づくグリーン・スクーク(イスラム債)を発行すると発表した。グリーン・スクークは、イスラム債型のグリーンボンド。IsDBは信用格付がAAAのため、最高格付のグリーン・スクークがついに誕生する。
今回の発表は、債券市場の世界の中心ルクセンブルクで開催された第2回欧州スクーク・サミットで披露された。同サミットは、IsDBとルクセンブルク財務省が開催。欧州投資銀行(EIB)、HSBC、世界銀行、国連開発計画(UNDP)等もスピーカーとして登壇した。
IsDBは、イスラム諸国57ヵ国が加盟。今回のフレームワークでは、IsDB加盟国の環境プロジェクトにファイナンスするファンドを新設し、グリーン・スクークでの調達資金の使徒を同ファンドに限定する。また、EIBとの間で、2024年までに各々10億米ドルをコーファイナンスする覚書も交わした。
【参照ページ】IsDB announces plans to launch first green bond
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