ベトナム工商省(MOIT)が、将来の電源計画について優先順位を定める決定してをしていたことがわかった。風力発電、ごみ発電(但し環境基準に配慮)、バイオマス発電の優先順位を高いとする一方、日本政府が輸出に邁進する石炭火力発電所は優先電源に入らなかった。
今回の決定は、MOITが1月22日に決定した「決議No.329」。同決定は、「電力プロジェクト計画を調整・補完する原則及び命令」を発行することを決めた。その中で、将来電源の優先順位を明確に定めた。
優先順位は順に、風力発電、ごみ発電(但し環境基準に配慮)、バイオマス発電、小型・中型水力発電、従来型発電(水力発電・ガス火力発電)、太陽光発電。石油火力発電と石炭火力発電は、優先順位の中で言及せず、優先順位を非常に低くおいた。
また、水力発電や再生可能エネルギー発電が増えることを見越し、送配電網の整備計画を調整することも指示した。
【参照ページ】No: 329
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