インド国営企業Energy Efficiency Services(EESL)は、エネルギー大手ロイヤル・ダッチ・シェルに対し、インド農村にバッテリー付分散型太陽光発電5GWを導入するため、4,000億ルピー(約5,600億円)を投資するための合弁会社設立を提案していることがわかった。現地メディアが7月10日、報じた。
一般的なDEレシオを考慮すると、出資額は800億ルピー(約1,120億円)規模になるとみられる。そのうち51%をEESLが出資し、残りをロイヤル・ダッチ・シェルが出資するという話で、ロイヤル・ダッチ・シェル側は前向きに検討をしているという。土地はインドの各州政府が提供し、買取価格は25年間で3.5ルピー(約4.9円)となる模様。
インドの農村部では、送電ロスも大きく、今回のプロジェクトでは、送電ロスの削減も視野に入っているという。
現地報道によると、ロイヤル・ダッチ・シェル以外にも2社と協議を進めている。
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