アパレル世界大手米VFコーポレーションの財団VF基金は4月11日、米NGOソイル・ヘルス・インスティテュートが運営する「米国リジェネラティブ・コットン基金(USRCF)」に、サステイニング・サポーターとして参画すると発表した。
USRCFは、2026年までに大気中の二酸化炭素換算量100万トンを削減することを目標に、ソイル・ヘルス・インスティテュートと、アパレル大手ラルフローレンが創設。米国での長期的かつ持続可能な綿花生産を支援する、
【参考】【アメリカ】ラルフローレン、綿花のリジェネラティブ農業支援で5.5億円拠出。NGOと連携(2021年10月30日)
VFコーポレーションは2019年、気候変動で科学的根拠に基づく削減目標を設定し、2030年までに上位9素材のサステナビリティ調達された再生可能素材またはリサイクル素材で調達割合を100%にすることを宣言している。今回のアクションもその一環。
USRCFは、テキサス州、アーカンソー州、ミシシッピ州、ジョージア州の4州でプログラムを展開する。今後、ノースカロライナ州、アラバマ州、ミズーリ州、オクラホマ州、カリフォルニア州に拡大する予定。これら9州を合わせると、米国の綿花生産の85%をカバーする。今回、VF財団も参加することで、テキサス州のプログラムが拡大できるという。
【参照ページ】VF FOUNDATION JOINS U.S. REGENERATIVE COTTON FUND
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