【アメリカ】SEC、運用大手レッグ・メイソンに約38億円の罰金命令。リビアでの腐敗行為でFCPA違反 2018/09/02 最新ニュース

 米証券取引委員会(SEC)は8月27日、米運用大手レッグ・メイソンに対し、米連邦海外腐敗行為防止法(FCPA)違反として3,400万米ドル(約38億円)の罰金を科すと発表した。リビア政府高官に対し賄賂を渡していた。

 SECによると、同社子会社Permal Groupは2004年から2010年までに、リビア国営金融機関への投資の便宜をえるため、仏ソシエテ・ジェネラルと共謀し、リビアの仲介会社に賄賂を支払ったという。支払額は2005年から2008年の間で2,600万米ドル(約29億円)。仲介会社は受け取ったを、リビア政府高官に供与または旅費や接待費に使っていた。その結果、ソシエテ・ジェネラルは、リビア国営金融機関の債券発行7件のアレンジを担い、発行された債券は一部Permal Groupの運用にまわり、Permal Groupは3,200万米ドル(約36億円)の売上を得ていた。

 レッグ・メイソンは今回、賄賂行為から得た利益約2,760万米ドルと金利分690万米ドルの合わせ得て約3,400万米ドルを支払う。同社はすでに同案件について、米司法省から3,300万米ドルの制裁金支払いを命じられており、今回罰金がさらに膨らんだ。同社は、司法省からの取調の中で、腐敗行為があったことを認めた。

 ソシエテ・ジェネラルも6月、仏当局と米当局に対し合計5億8,500万米ドル(約650億円)の罰金を支払うことで合意している。

【参照ページ】Legg Mason Charged With Violating the FCPA

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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