ファーストフード世界大手米マクドナルドは9月26日、米国で販売している主要ハンバーガーで、人工保存料、人工香料、人工着色料の使用をやめたと発表した。同社は2014年から、販売食品の健康に配慮した大規模な転換を実施。2016年からは、製品からの人工保存料、人工香料、人工着色料ゼロに努めている。
今回、人工保存料等が使用がゼロになったのは、主要メニューのうち「ハンバーガー」「チーズバーガー」「ダブルチーズバーガー」「マックダブル」「クォーターパウンダー・チーズ」「ダブル・クォーターパウンダー・チーズ」「ビッグマック」の7種。
同社がすでに人工保存料、人工香料、人工着色料ゼロを実現している部材は他にも、バンズ、牛肉、バーガーに入っているチーズ、ビッグマック・スペシャル・ソース。ビッグマック・スペシャル・ソースは、人工保存料の使用禁止により風味が多少落ちると判断されたが、人工保存料禁止を優先させた。また、同社は、ピクルスには人工保存料が含まれているため、望まない方はピクルス抜きのものを注文するよう促した。
同社の今後の予定では、2020年までにマックカフェのコーヒー豆でサステナビリティ調達の実現、2025年までに北米販売の卵原料を「ケージフリー卵」に転換、2020年までに牛肉サプライヤー大手10社に対し「Global Roundtable for Sustainable Beef」の基準に適合するプログラムの導入。
【参照ページ】The Next Step on Our Food Journey: The Seven Classic Burgers
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