IT世界大手米アマゾンは10月2日、11月1日から派遣社員やアルバイト等の非正規雇用を含む米国勤務の全従業員に対し、最低賃金を15米ドル(約1,705円)に引き上げると発表した。対象は25万人以上の正社員と1万人以上の非正規雇用社員。さらに、同社の公共政策部門は、米連邦政府に対し最低賃金引上げを働きかける。現在の米政府最低賃金は7.25米ドル(約825円)で10年前に設定された。
その他、アマゾンの従業員向け福利厚生には、包括的な医療保険、企業負担生命・障害保険、最長20週間の育児休暇、401kマッチング等がある。また需要の高い領域の研修が、内部研修・外部研修を問わず95%前払いで受けられる「Career Choice」制度や、時給社員向けにライティングや基礎PCスキル、コミュニケーションを学ぶ研修「Career Skills」制度も用意されている。
アマゾンの世界全従業員数は57.5万人。
【参照ページ】Amazon Raises Minimum Wage to $15 for All U.S. Employees, Including Full-Time, Part-Time, Temporary, and Seasonal
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