【国際】IEA、2023年までの再生可能エネルギー市場予測発表。バイオエネルギーが大きく伸長 2018/10/11 未分類

 国際エネルギー機関(IEA)は10月8日、2018年から2023年までの今後5年間の再生可能エネルギー市場の予測レポートを発表した。太陽光、風力が引き続き増加する中、バイオエネルギーが大きな起爆剤になるとしている。

 今後5年間のエネルギー需要では、再生可能エネルギーが全体40%を占める。地域別には、中国が大きく牽引し、2023年には再生可能エネルギー供給量はEU合計を超える見通し。2023年の時点で、再生可能エネルギーの中で最大量を誇るのは水力で、それを風力が追う。太陽光発電も2023年までに日本の設備容量合計に相当する600GW拡大する見込み。太陽光発電は、中国、米国、インドで大きく伸長していく。

 しかし再生可能エネルギーは熱エネルギーや輸送エネルギーとしては活用が進まない。この領域で伸びていくと思われるのがバイオエネルギーだ。同レポートは、バイオエネルギー領域でセメント、砂糖、エタノール業界が大きく成長すると発表。1次エネルギー供給量全体では、バイオエネルギーによるエネルギー供給量は、電力業界の再生可能エネルギー合計に匹敵する。また、廃棄物を活用したバイオエネルギーも、気候変動緩和や大気汚染削減に貢献すると期待感を示した。

 一方、バイオエネルギーは、森林破壊や食糧資源との争奪等の課題も抱えており、バイオエネルギーのあり方については責任ある事業運営がとりわけ求められている。

【参照ページ】Modern bioenergy leads the growth of all renewables to 2023, according to latest IEA market forecast

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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