米プライベートエクイティTPGキャピタルは、インパクト投資部門「TPG Rise」が募集していたインパクト投資ファンド「Rise Fund」の目標額を30億米ドル(約3,200億円)から25億米ドル(約2,600億円)に下方修正した。
同インパクトファンドは、マネージング・パートナーだったビル・マクグラシャンが2019年初めに、大学への裏口入学に関与していたキャンダルが判明し辞職。3月には、スキャンダルの責任をとり、ファンド募集を一時停止し、既存の出資者に対しても資金引揚げを容認すると発表していた。その後6月にファンド募集を再開したが、今回募集額を下方修正することとなった。
TPGキャピタルはが2017年に募集したインパクト投資ファンドは、20億米ドルを集め過去最大級の規模を誇る。今回も、減額したとはいえ、それを上回るインパクト投資ファンドが誕生することになる。TPGキャピタルは、アフリカ等の低開発国の企業にも積極的に投資している。
【ファンド】Rise Fund
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら