
 国連グローバル・コンパクト(UNGC)は10月1日、企業の従業員及び管理職のジェンダー・ダイバーシティを高めるための新イニシアチブ「Target Gender Equality」を2020年から開始すると発表した。UNGCの署名企業に対し、各職階での女性比率を高めるための達成時期を定めた定量目標を設定することを支援する。まず日本を含む20ヶ国のUNGC地域ネットワークで始める。
 同イニシアチブは、国連持続可能な開発目標(SDGs)のゴール5.5「政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する」を実現するため、企業に対し、女性エンパワーメントの推進を求めていくもの。
 同イニシアチブは、自主参加。具体的には、参画企業は、国連機関、専門家、先進企業と共に、関連する最新の研修・データ、最先端の戦略などを見ながら男女共同参画を促進していくことになる。
 現在、UNGCの日本ネットワークである「グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)」の正会員企業・団体は340。そのうち何社が同イニシアチブに参加するかに注目が集まる。
【参照ページ】United Nations Global Compact targets gender equality
    
    
	 
	
    
    
    
        
            
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