
 国際的なカーボンオフセット基準管理団体米Verraは8月25日、バイオ炭のでのカーボンクレジット創出規格「VM0044」を承認した。これにより、同団体のカーボンクレジット制度「Verified Carbon Standard(VCS)」で、バイオ炭でのクレジット取得が可能となった。
 今回の規格は、FORLIANCE、South Pole、Biochar Works、Delaney Forestry Servicesの4社・機関との共同コンソーシアムで開発した。
 同規格の特徴は、バイオ炭の原料に関し、廃棄物性を重視している点。バイオ炭の生産のためのプランテーションではなく、農業廃棄物、林業廃棄物(間伐等含む)、海藻栽培廃棄物等でのバイオ炭生成のみに限定した。また、原料を国内から回収する必要があり、海外産は禁止した。さらに、バイオ炭を土壌散布ではなく、エネルギー燃料として利用することも禁止した。一方、土壌改良材以外でも、コンクリートやアスファルト産業、建築資材等の原料として使用することは可能。
【参照ページ】Verra Releases Biochar Methodology
    
    
	 
	
    
    
    
        
            
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