
腐敗・汚職防止の国際NGOトランスペアレンシー・インターナショナルは2月10日、2025年の「腐敗認識指数(Corruption Perception Index:CPI)」を発表した。同指数は、各国の政治家と公務員の腐敗関与に関する認識を数値化しランキングしたもの。1995年から毎年発表している。
同指数は、0から100までのスコアで表され、0に近いほど汚職・腐敗度が高い。今年は182ヶ国・地域が調査対象。スコアは過去2年間の腐敗認識を調査・評価したもので、12機関による13種類のデータを用いている。
今年の結果では、世界のCPI平均点が10年以上ぶりに低下し、わずか42点となった。182カ国中122カ国が50点未満の状態で、80点以上を獲得した国の数は、10年前の12カ国から今年はわずか5カ国に減少。特に、米国、カナダ、英国、フランス、ニュージーランド、スウェーデン等の民主主義国で腐敗の度合いが悪化していることが懸念された。
2025年の高CPI国
- デンマーク(89)
- フィンランド(88)
- シンガポール(84)
- ニュージーランド(81)
- ノルウェー(81)
- スウェーデン(80)
- スイス(80)
- ルクセンブルク(78)
- オランダ(78)
- ドイツ(77)
- アイスランド(77)
2025年の低CPI国
- 南スーダン(9)
- ソマリア(9)
- ベネズエラ(10)
- イエメン(13)
- リビア(13)
- エリトリア(13)
- スーダン(14)
- ニカラグア(14)
- シリア(15)
- 北朝鮮(15)
- 赤道ギニア(15)
日本は18位で、昨年より2つ順位を上げた。G7では、米国29位、カナダ16位、ドイツ10位、英国20位、フランス27位、イタリア52位。東アジア諸国・地域では、台湾24位、韓国31位、中国76位。
スコアの変動では、昨年から上昇した国・地域が31、下降した国・地域が50、横ばいが100だった。また、2012年以降、非紛争地域で腐敗に関する記事を報道していたジャーナリスト150人の殺害事件のほぼ全てが、腐敗レベルの高い国々で発生している。
【参照ページ】CPI 2025: Findings and insights
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