
家畜メタン削減スタートアップ米CH4グローバルは1月29日、オーストラリアの南オーストラリア州ラスベイで建設していた消化管メタンの発生を抑制するアスパラゴプシス(和名:カギケノリ)の世界初の量産プラントが商業運転を開始したと発表した。
今回の量産プラント「エコパーク」は、池式の養殖システムで、アスパラゴプシスを原料とする牛用飼料添加物「メタン・テーマー」を生産する。池式は、従来の屋内タンク式に比べ、資本コストが小さく、温帯に立地させることでエネルギーコストも抑制でき、生産コストを約10分の1に減らせる見通し。また、海洋養殖と比べ、汚染リスクと天候の乱れを軽減できる。
生産能力は、初期段階で、容量200万Lの大規模養殖池を10ヶ所設置し、年産80t以上。2026年には、養殖池を100ヶ所に拡張し、1日当たり45,000頭分を生産できる予定。さらに養殖池を500ヶ所にまで拡張し、数十万頭分を生産することも見据えている。
CH4グローバルは、2019年創業で本社はネバダ州ヘンダーソン。同社によると、家畜の消化管メタン排出を最大90%削減できるという。
【参照ページ】CH4 Global Begins Production at World’s First Commercial-Scale Asparagopsis Growing Facility, Setting New Benchmark for Cost-Effective Livestock Methane Reduction
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