
総合電機世界大手独ボッシュは4月7日、ダイヤモンド世界大手南アフリカのデビアス・グループ子会社で人工ダイヤモンド生産を手掛けるElement Sixと、量子センサーの商用化に向けた合弁企業「Bosch Quantum Sensing」の設立を発表した。
同社は、量子センサーに関する研究開発を10年以上前から開始。2030年代半ばまでに、医療及びモビリティ分野等での量子センサーの世界市場規模が年間数十億ユーロ規模に成長すると推定している。
医療分野では、心臓活動のスキャン精度の改善等が期待されている。モビリティや採掘分野では、地下等のGPS情報の精度が低下する状況において量子センサーで補完することが可能となるため、精度の高いマッピングやナビゲーションが実現可能となる見込み。
2022年には同社の社内スタートアップとして「Bosch Quantum Sensing」を設立。今回発表した合弁企業はこのスタートアップを基盤とした同名の企業となる。人工ダイヤモンドは同社の量子センサーの主要な構成要素であるため、2023年からElement Sixと協力開発を開始した。
新会社は、ドイツのルートヴィヒスブルクが拠点。ボッシュが業務運営を主導し、Element Sixは25%の株式を保有する。設立は規制当局の承認待ちの状態。既に必要な感度レベルのスマートフォンサイズのプロトタイプを開発済み。長期的には低コスト化、スケーラビリティの向上を実現しつつ、チップ上に統合できる小型化を目指す。
【参照ページ】Bosch establishes company with the synthetic diamond solutions provider Element Six
【画像】ボッシュ
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