
欧州委員会は12月12日、自動車エンジン始動用バッテリー3社に対し、総額7,200万ユーロ(約130億円)の罰金を科した。2005年から2017年の間に長期にわたるカルテル行為があったと判定した。
今回処罰されたのは、エクサイド、FET(旧エレットラ)、ロンバットの3社と業界団体ユーロバット。欧州経済領域(EEA)内の自動車メーカー(OEM)向け自動車用エンジン始動バッテリー販売で価格調整を行っていた。また、同業のクラリオス(旧JCオートバッテリー)もカルテルに参加していたが、リーニエンシー制度により、欧州委員会に告発したため処罰の対象外となった。一方、同業のバナーと、サービスプロバイダーのケレンに対しても捜査を行っていたが、2社に対しては処罰なしの判断となった。
同事案では、…
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