Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【イギリス】冷凍食品大手アイスランド、2023年までにプラスチック・パッケージを全廃

 英食品大手アイスランドは1月16日、2023年までに全商品でプラスチック・パッケージをやめることを決定した。全商品でプラスチック・パッケージをやめるのは世界初。代替として、完全リサイクル可能な紙・パルプ素材のトレーやパッケージを導入する。英国ではプラスチックごみ削減に政府も乗り出しており、同社は一早く自主的にプラスチック利用を削減する。

 アイスランドは、英国で冷凍食品のリーディングカンパニーとして知られており、自社店舗も約900店ある。冷凍食品は、プラスチック・パッケージが非常に普及しているため、同社の取組には大きな注目が集まる。使用した紙・パルプ素材のパッケージやトレーは、政府のリサイクルごみ回収や自社のリサイクル施設を活用し、完全リサイクルする。同社はすでに、プラスチック・ストローの使用を停止している。

 今回の取組では、新たなパッケージ開発で、国際環境NGOのグリーンピースからアドバイスを受けた。英調査会社が実施した英国5,000人対象のアンケートによると、消費者80%が、スーパーマーケットがプラスチック・パッケージをやめることを支持。91%が家族や友達にそのスーパーマーケットを勧め、68%が他のスーパーマーケットも同様の取り組みを行うべきと回答した。

 アイスランドは、英国で初めて、自社ブランド商品から化学調味料や着色料、遺伝子組換え食品の利用をやめた歴史がある。新たにプラスチックごみへの取り組みでも業界をリードしていく。

【参考サイト】ICELAND AIMS TO BE PLASTIC-FREE ACROSS OWN LABEL RANGE BY 2023

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。