資産運用世界大手米ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ(SSGA)は3月7日、取締役会に女性役員を1名以上任命するよう同社が過去1年間企業への働きかけや議決権行使を行った結果、新たに世界152社で女性取締役が誕生したと発表した。同社は昨年の「国際女性デー」の前日、3月7日に、米ニューヨーク・ウォール街にダイバーシティのシンボルである「恐れを知らない少女(Fearless Girl)」像を設置。米国、英国、オーストラリアに本社を置く投資対象企業のうち、取締役会が男性のみの企業600社以上に女性取締役を任命するよう要請していた。
同社は、要請にもかかわらず前進が見られなかった500社以上に対し、株主総会で企業提案議案に反対票を投じた。また2017年11月からは、日本とカナダの企業にも取締役会に女性を入れるよう働きかけを開始している。
【参考】【アメリカ】ステート・ストリート、日本とカナダで取締役会ダイバーシティ向上アクション開始(2017年11月27日)
【参照ページ】State Street Global Advisors Reports on “Fearless Girl” Impact on the First Anniversary of her Placement as More than 150 Publicly-Traded Companies Add Female Board Members
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