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【イギリス】2015年のビニール袋有料義務化、小売大手7社のビニール袋消費量が86%減少

 英環境・食糧・農村地域省は7月27日、スーパーマーケットでのビニール袋有料化が義務化された2015年以来、7大スーパーマーケットでのビニール袋消費量が86%減少したと発表した。現在、ビニール袋の提供は5セント(約7円)徴収されている。統計の対象はテスコ、ASDA、セインズベリー、ウェイトローズ、マークス&スペンサー、モリソンズ、Co-opの7社で、この7社で報告対象となっている小売企業全体のビニール袋消費量の6割を占める。

 英国では、年間一人当たりのビニール袋消費量は140枚だったが、2017年度は19枚まで減少した。7大スーパーマーケットのビニール袋消費量は、2014年度の年間76億枚から2018年度の10億枚まで86%も減少した。2017年度比でも約25%の減少となった。小売全体の消費量は16.7億枚。

 とりわけ削減量が大きかったのはテスコ。同社は、2017年の途中からビニール袋の提供を禁止し、年間のビニール袋消費量は前年の6.37億枚から3.33億枚に約半減。それ以外の6社でも前年から2%減少した。

英小売ではビニール袋販売から徴収した売上を慈善事業への寄付に供している。そのうち3分の2の企業は寄付の詳細も公表している。

【参照ページ】Plastic bag sales in 'big seven' supermarkets down 86% since 5p charge
【参照ページ】Single-use plastic carrier bags charge: data in England for 2017 to 2018

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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