決済世界大手米マスターカードのマスターカード・インクルーシブ・グロース・センターと、ロックフェラー財団は1月23日、NGOや政府機関向けのインパクト・データ・プラットフォーム「data.org」をリリースした。NGOや政府機関がインパクトを重視した意思決定ができるよう、有用な情報を提供していく。
今回のウェブサイトは、2002年にアーティストのボノらが立ち上げた同名のウェブサイトを発展させたもの。前身のウェブサイトは、アフリカでのエイズ、不平等、債務漬け問題に対処するために発足し、最終的にインパクトを重視した科学的根拠に基づくデータが必要との結論に達していた。
今回活動の第1弾として、クラウドを活用したデータ科学ソリューションのためのコンテストを開催。賞金として1,000万米ドル(約11億円)を用意した。同コンテストでは、NGOや政府機関が活用できる拡張可能で持続可能なデータソリューションを募る。
マスターカードとロックフェラー財団は2019年、総額5,000万米ドル(約55億円)の新たな慈善活動モデルを発足するなど、提携関係を深めている。data.orgの運営では、DataKind、Benefits Data Trust、Community Solutions、タブロー財団もパートナーとして参画する。
【参照ページ】Mastercard and The Rockefeller Foundation Announce data.org: A Platform for Data Science Partnerships
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