【モーリシャス】商船三井の運航船、ラムサール条約保護湿地地域で座礁。同国史上最大の海洋汚染と警鐘 2020/08/08 最新ニュース

【モーリシャス】商船三井の運航船、ラムサール条約保護湿地地域で座礁。同国史上最大の海洋汚染と警鐘 1

 インド洋の島嶼国モーリシャスの南東沖で商船三井が運航していたばら積みタンカー「わかしお」が座礁。同国のSudheer Maudhooブルーエコノミー・海洋資源・漁業・海運相は8月6日、同国史上最大の海洋汚染の危機が発生したと発表した。同国のKavy Ramano環境相も環境危機にあると発表した。

 商船三井によると、わかしおは、長鋪汽船の関連会社OKIYO MARITIMEから同社が傭船しているパナマ船籍の船舶。中国からシンガポール経由でブラジル方面に向かう途中の7月26日に座礁。救助作業中の8月6日に燃料のディーゼル油が流出しはじめた。船種は、鉄鋼原料船ケープサイズバルカーで船体の長さは299.5mの大型船。積載貨物はなかったが、ディーゼル燃料200tとバンカー燃料3,800tを積んでいた模様。

 同船が座礁した地域は、ラムサール条約に国際保護湿地として指定されているポワントデスニー。同国海洋公園であるブルー・ベイ・マリーン・パークにも近い。燃料流出により生態系や漁業、環境業への打撃が大きくなる見通し。

 環境相によると、船体の安定化作業を何度か試みたが、海が荒れており全て失敗。船体から燃料を回収する作業も失敗した。同国政府は、近隣の仏海外県レユニオン政府に対し支援を要請。船主である長鋪汽船と、運航していた商船三井も、対策を開始した。

【参照ページ】当社運航船 座礁および油濁発生の件
【画像】長鋪汽船

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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