全米製造業協会(NAM)の製造リーダーシップ評議会は8月13日、2020年の「製造業リーダーシップ・アワード」の受賞企業と受賞者を発表した。AI・先端解析やサステナビリティ等の14の部門でリーダーシップを誇る121の企業と個人が表彰された。
サステナビリティ・リーダーシップ部門では、12社が受賞した。
- ボーイング:航空機体の余剰炭素繊維をアップサイクルし、埋立廃棄物を削減
- クリフバー:太陽光発電の自社基準に送粉者保護の観点を追加
- ダウ:プラスチックを道路舗装材にリサイクル
- サンゴバン:水、廃棄物、エネルギーに関するサステナビリティ・アクション
- サウジアラムコ:蒸気圧縮結晶化水処理を通じた希少資源保全
- トレイン・テクノロジーズ:事業運営での気候変動コミットメントの達成
- ロシュ・グループのグリーンテック:北カリフォルニア州でのサステナビリティ・アクション
- Cooley Group:埋立廃棄物をエネルギー回収
- Corteva Agriscience:殺菌剤(Inatreq Active)の製造改善
- Flex:IoTを活用した省エネ
- Lexmark International
- スミスフィールド・フーズ
その他の部門では、サプライチェーン・リーダーシップ、オペレーション・エクセレンス、次世代リーダーシップ、産業IoTリーダーシップ、テクノロジー経営リーダーシップ、エンジニアリング・製品テクノロジー・リーダーシップ、共同イノベーション・リーダーシップ、AI・先端分析リーダーシップ等で企業が受賞。個人では、コミュニティー・サービス・リーダーシップ、デジタル・トランスフォーメーション・リーダーシップの部門で受賞した。
日系企業では、製造業リーダーシップを発揮したパートナー企業の部門で、日立子会社で産業IoT事業を展開するHitachi Vantaraが受賞。Hitachi Vantaraは、米国子会社Hitachi Data Systems(HDS)が2015年に買収したBIツール提供Pentahoと同社が統合し2017年に設立された。
【参照ページ】Manufacturing Leadership Awards — 2020 Winners
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら