Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【香港】キャセイパシフィック、2050年カーボンニュートラル宣言。アジアの航空会社で初

 香港航空大手キャセイパシフィック・グループは5月20日、2050年までにカーボンニュートラル(二酸化炭素ネット排出量ゼロ)を達成すると発表した。同様の宣言はアジアの航空会社では同社が初。

 同社は、新型コロナウイルス・パンデミック前の時点でも、航空業界の二酸化炭素排出量は世界全体の3%未満にとどまっているものの、航空大手として、持続可能な航空産業や、旅行の楽しみを次世代に続けていく責任があると説明した。

 目標達成に向けては、持続可能なジェット燃料(SAF)、オペレーションでの省エネ、カーボンオフセットの3つを挙げた。同社は、SAFは、石油由来のジェット燃料と比べ、二酸化炭素排出量を80%削減でいると説明。米バイオ燃料スタートアップFulcrum BioEnergyにも2014年に航空会社で初めて出資している。同社は今後10年間で、SAFを110万t調達する計画を表明。2023年から燃料の約2%をSAFに転換する。

 省エネでは、省エネ型の機体や、地上走行時のエンジン使用の削減を例示した。さらに地上オペレーションでの二酸化炭素排出量は、2030年までに2018年比32%削減する。

 カーボン・オフセットでは、同社のオフセットプログラム「Fly Greener」を乗客にオプションとして提供。オフセットでは、ゴールドスタンダード規格のオフセットを活用する。同社は2007年から、従業員の出張での排出量をオフセットしており、今日まで30万tのオフセットを実施してきた。

【参照ページ】Cathay Pacific commits to net-zero carbon emissions by 2050

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。