コンサルティング大手アクセンチュアは8月6日、同社コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)のアクセンチュア・ベンチャーズを通じ、米人工知能(AI)開発Pipelineへ投資すると発表した。今回の投資は、同社のテクノロジー・ソフトウェア開発領域のスタートアップへの投資プログラム「Spotlight」の一環。
Pipelineは、ジェンダー不平等の解消を通じ、財務パフォーマンス改善を図る人工知能(AI)を開発するスタートアップ企業。人工知能(AI)を活用し、給与やパフォーマンス、ポテンシャル、昇進等のデータを分析し、企業内の無意識バイアスを特定する。バイアスを特定した後は、ジェンダー不平等解消と財務パフォーマンス改善の実現に向け、行動でき達成可能な提言を行う。
Pipelineは、ジェンダー不平等が10%解消するにつれ、収益が1%から2%改善すると分析。非常に大きな成長機会になると見込む。同社は今後、アクセンチュアと協働し、迅速な事業拡大を目指す。
アクセンチュアはすでに、人工知能(AI)開発スタートアップの英BeameryやカナダのSkyHiveにも投資済み。従業員エンゲージメントの改善や、労働市場変革に向けた定量分析を進める。
【参照ページ】Accenture Makes Strategic Investment in Pipeline to Accelerate Gender Parity in the Workplace
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