Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【国際】セールスフォース、ボランタリークレジット取引市場開設。クレジットの質も確保

 IT世界大手米セールスフォースは9月20日、カーボンクレジット取引プラットフォーム「Net Zero Marketplace」を開始すると発表した。10月からまず米国でカーボンクレジットの購入が可能。2023年には米国以外にも拡大予定。

 Net Zero Marketplaceは、カーボンクレジット購入者とクレジット創出者のマッチングを行うプラットフォーム。気候変動に関する学習コンテンツも提供する。

 プラットフォーム設立には、Time誌運営の二酸化炭素排出量削減プロジェクト・キュレーション「CO2.com」、カーボンクレジットプロバイダーのClimate Impact Partners、Cloverly、Lune、Pachama、Native、A Public Benefit Corporation、Respira International、South Pole、第三者評価機関のCalyx Global、Sylvera等がパートナーとして参画した。

 取引するクレジットは、アフリカ、オーストラリア、欧州、中南米、米国の11カ国で実施予定のプロジェクト90件のもの。プロジェクトテーマは、森林保護、植林、風力発電、太陽熱調理器、農地炭素貯留等。実施プロジェクトには、第三者評価機関Calyx Global及びSylveraによる検証も行う。プロジェクト評価は一元公開され、透明性も確保する。

 クレジットは、誰でも同プラットフォームにアクセスすることで購入可能。クレジット購入者は、オフセットプロジェクトの進捗状況も把握できる。

 また、セールスフォース提供の炭素会計ソリューション「Net Zero Cloud」のユーザーは、今回のNet Zero Marketplaceプラットフォームと統合でき、現状の二酸化炭素排出量との照合やモニタリングもできる。

【参照ページ】Salesforce Announces First-of-Its-Kind Carbon Credit Marketplace, Empowering Any Organization to Take Climate Action on Their Journey to Net Zero
【参照ページ】Salesforce、カーボンクレジットマーケットプレイスを発表し、 ネットゼロを目指すすべての組織の気候変動対策を支援
【画像】Salesforce

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。