
食品世界大手米ペプシコ傘下のペプシコ・フーズ・ノース・アメリカ(PFNA)は7月24日、農業分野の未来を担う若手や多様な人材の育成に向け「プランティング・パスウェイズ・イニシアチブ」を発足したと発表した。
同イニシアチブは、持続可能な農業を推進するNGOとパートナーシップを締結して展開する。まず、米アイオワ州農家支援「Practical Farmers of Iowa(PFI)」との複数年契約を通じ、十分な情報や機会を得られていない農家や新規就農者に対し、強固な事業計画の作成、コーチングと資金調達、ネットワーク構築、研修機会の提供等を行う。
また、農業分野の政策提言を行うFarm Foundationとも協働。PFNAのサプライチェーンだけでなく、農業業界全体でのキャリア機会の創出を目指す。両者は2年間のコホートプログラム「Field to Future」を開発し、大学生の農業分野でのキャリア形成を支援。会議への参加、メンターシップ、奨学金等を提供する他、選抜された学生には、ペプシコでの2年間の有給インターンシップへの参加機会も提供する。
米農務省(USDA)によると、35歳未満の農家は米国の農業従事者のわずか9%。PFNAは、現状の打開に向け、若者や多様なバックグラウンドを持つ人材が農業に参入し、活躍できる機会の提供を進める。
【参照ページ】PepsiCo Foods North America launches new "Planting Pathways Initiative" to expand opportunities in the agriculture sector
【画像】PepsiCo
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