
国連グローバル・コンパクト(UNGC)は9月27日、CMOシンク・ラボの活動として、第1回年次チーフ・マーケティング・オフィサー(CMO)フォーラムを開催した。
【参考】【国際】国連グローバル・コンパクト、CMOシンク・ラボ創設。マーケティング役員に照準(2024年5月21日)
同フォーラムでは、「再定義された成長」と「変革的イノベーション」の2つでディスカッションが行われた。「再定義された成長」では、企業がサステナビリティとインクルージョンに焦点を当てた新たな成長モデルをどのように採用できるかを議論。参加者は、従来の利益中心のアプローチから、社会全体に利益をもたらす長期的な価値主導の成長へと移行するための戦略を探った。
「変革的イノベーション」では、持続可能なイノベーションがいかに新たなビジネスチャンスを引き出し、競争上の優位性と社会・環境への好影響の両方をもたらすかを紹介。マーケティングリーダーたちは、イノベーションをサステナビリティ目標に合致させることで、弾力性のあるビジネスモデルを育成し、消費者の信頼を築きながら、世界的に重要な課題に取り組むことができるかについて、シュナイダーエレクトリック、ナチュラ、ディアジオ、カンターが事例を紹介した。
CMOシンク・ラボでは今後、マーケティング責任者がサステナビリティを事業戦略の中核に据えるための戦略的フレームワーク「CMOブループリント」の開発を進める。2025年に発表する予定。
【参照ページ】UN Global Compact CMO Forum Inspires Marketing Leaders to be Catalyst for Sustainability
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