
欧州証券市場監督機構(ESMA)は9月28日、2027年の年次業務計画を発表した。金融規制の簡素化と報告負担の軽減を進める一方、ESG評価機関や欧州グリーンボンドの外部評価機関への監督を本格化する。また、サステナブルファイナンス関連制度の見直しへの対応に加え、証券取引の決済期間短縮、AIや暗号資産への監督、金融データ基盤の整備を進める。
同計画は、2023年から2028年までの中期戦略に基づき、市場の効率性、金融安定、実効的な監督、個人投資家保護を重点に据える。サステナブルファイナンスとデータ・技術活用を横断的な推進分野とし、EUの「貯蓄・投資同盟」構想にも対応する。審議中の市場統合・監督パッケージ(MISP)の進展次第では、資源配分や施策の優先順位を見直し、新たな権限や業務に備える。
まず、サステナブルファイナンスでは、…
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