
石油資源開発株式会社(JAPEX)は12月18日、米国孫会社Peoria Resourcesが管理するPeoria Resources Acquisition Companyを通じ、米国でタイトオイル・ガス資産を保有するVerdad Resources Intermediate Holdings(VRIH)の全持分を取得すると発表した。取得価額は約13億米ドル。JAPEXの株式の34%は経済産業大臣が保有している。
今回取得したタイトオイル・ガス資産は、コロラド州北東部とワイオミング州南東部に広がるデンバー・ジュールズバーグ盆地に位置している。現時点の生産量は約35,000boedで、生産比率は、軽質原油が49%、天然ガス液(NGL)が24%、天然ガスが27%。すでに1,000本以上の坑井が稼働しており、さらに追加で1,000本以上の開発が予定されている。掘削された資源は、米国内の卸売事業者に販売される。
JAPEXはすでに、米国子会社Japex(U.S.)Corp.を通じ、ノンオペレーターとして米国でのタイトオイル開発に従事している。今回の決定により、プロジェクトのオペレーターとして開発に乗り出すこととなった。今後の追加開発により、2030年前後には生産量が約50,000boedまで増加する見込み。
同社は2023年、…
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