がんの撲滅に向けた様々な活動を支援するため、デルタ航空は米国がん協会と共同で募金活動を行っている。目標の130万ドルの達成に向けた活動の一環として、同社は今月初め、100を超えるチャリティーイベントを開催した。
5月8日に開催されたのは、今年で第5回目を迎える「Delta Day of Hope」。米国がん協会主催の募金活動リレー・フォー・ライフがモデルだ。今年は、アトランタ、ニューヨーク、デトロイト、ミネアポリス、ロンドン・ヒースロー、ローマ、東京、シドニーの空港を含む、世界100箇所以上の空港で同時開催された。
「ともに成功する、というデルタの精神は、お客様を最高のサービスを提供するだけでは終わらない。がん撲滅のための活動によって地域社会に恩返しをすることへもつながっている。」こう語ったのは、デルタ航空副社長のGil West氏だ。
米国がん協会CEOのJohn Seffrin博士は、「がんは米国労働者の死亡原因トップであり、世界的にも大きな経済的負担を引き起こしている」と述べた。さらに、「デルタ航空の寛容で継続的な支援は、がんの研究を続けるための資金確保を可能にし、がんと闘う人々への大きな力となっている。その上、がんの撲滅に向けた我々の努力に、さらに大きな力を与えてくれている」と高く評価した。
がん撲滅に向けたこうした募金活動が米国がん協会によって認められ、2012年にはデルタ航空にDistinguished Corporate Achievement賞が与えられた。また同社は2013年、100万ドルを超える資金を調達し、Pinnacle Awardを受賞。今年8月には、オンライン・オークションの立ち上げを計画しており、米国がん協会主催のイベントにも参加する予定。今後さらに支援を拡大しようと意欲を見せている。
【企業サイト】Delta Air Lines
【参考サイト】American Cancer Society
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