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【中国】アップルとサンパワー、170MWの太陽光発電計画。2016年末までに完成

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 太陽光発電大手の米サンパワー社は11月18日、アップル社および天津に本社を置く中環半導体社の子会社・中環エネルギー社と共同で内モンゴル自治区に3つの大規模太陽光発電プラントを建設する計画を明かした。3つの発電所の合計設備容量は170MWに達する。アップル社は同社が掲げる自社施設全てを100%再生可能エネルギーで運営するという目標に向けて大きな一歩となった。

 建設される太陽光発電プラントは、上禿亥郷に100MW、蘇尼特左旗に50MW、前白庙村に20MWとなる計画だ。総登録資本は6.6億人民元。サンパワー社によるとプラントのいずれも2016年末までに完成するという。サンパワー社、アップル社、中環エネルギー社による太陽光発電プラントプロジェクトは今回が初めてではなく、今年4月には40MW規模のプラントを四川省アバ・チベット族チャン族自治州に建設する計画を発表していた。

 中国での発電主力は圧倒的に石炭火力発電が多い。環境破壊が懸念される石炭火力発電は世界中で忌避する動きが高まっており、アップル社も石炭以外のエネルギー源を模索していた。2020年には世界全体で2,000万トンの温室効果ガス排出を削減することを目標としており、生産及び販売で主要拠点である中国で自ら再生可能エネルギー発電に乗り出している。アップル社のティム・クックCEOは先月訪中した際に、2018年までに中国で400MWの太陽光発電プラントを建設することを発表。さらに、同社の主力サプライヤーであるフォックスコン社にも同計画に参加することを呼びかけている。

【参照リリース】蘋果 加碼投資陸太陽能

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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