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【アジア】GRIスタンダード、台湾・インドネシア・ベトナムで翻訳版発表。アジアで飛躍

 サステナビリティ報告国際ガイドライン世界大手GRIは7月5日、昨年発行したGRIスタンダードが、繁体中国語、インドネシア語、ベトナム語の公式翻訳版が発行されたことを発表した。GRIスタンダードはオリジナルは英語だが、順次各国語に翻訳されている。日本語はすでに今年4月に発表された。今回翻訳プログラムが完了した台湾、インドネシア、ベトナムでも関連式典が開催された。

 台湾では、大手企業の連合体「企業永続発展協会(BCSD-Taiwan)」が翻訳を担当。式典のオープニングでは、台湾証券取引所所長や金融監督委員会副議長らがスピーチし、企業の透明性を高めることが市場性の安定性を促進し、最終的にはより安定した経済を築くことになると強調。式典には200人以上が集まった。

 インドネシアの式典にも100人以上が参加。インドネシアではCSRに関する法定ルールはあるものの、非財務情報開示に関する法令はまだない。GRIスタンダードを自主的に活用することで、企業の情報開示が進むことが期待されている。

 ベトナム、ホーチミン証券取引所とベトナム商工会議所が式典を共催し約160人が参加。政府の天然資源環境省、労働省、ハノイ証券取引所の幹部も参加した。ベトナム商工会議所は、GRIスタンダードを活用した非財務情報開示を呼びかけた。

 欧米を中心に浸透してきたGRIも、今や東・東南アジア地域にも深く参照されるところまで来ている。中国で使われている簡体中国語版も今年12月に発表される見込み。東・東南アジア以外では、スペイン語版がすでに発表。ドイツ語版も今年10月に発表される予定。アラビア語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語は目下、翻訳主体とスポンサーを募集中。

【参照ページ】Hundreds welcome GRI Standards across Asia

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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