
戸田建設等が出資する五島フローティングウィンドファームは1月5日、再エネ海域利用法に基づく初の浮体式洋上風力発電所「五島洋上ウィンドファーム」が商業運転を開始したと発表した。
【参考】【日本】経産省と国交省、五島市沖の洋上風力海域で戸田建設主体の合同会社を選定(2022年5月1日)
長崎県五島市沖は、戸田建設率いる五島フローティングウィンドファーム合同会社が浮体式洋上風力発電の実証を行ってきた海域。2019年に「海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域」に制定されていた。占有期間は30年。五島フローティングウィンドファームには、戸田建設の他に、ENEOSホールディングス傘下のENEOS、大阪ガス、INPEX、関西電力、中部電力も出資している。
(画像)戸田建設
今回のプロジェクトでは、日立製作所製のモノパイル型浮体式洋上風力発電機2.1MWを計8基建設。合計で16.8MW。2022年9月1日に着工し、運転開始は2024年1月1日を予定していたが、浮体構造部に不具合があり、2年遅れた。供給価格は、固定価格買取制度(FIT)を活用し、1kWh当たり36円。
【参考】【日本】戸田建設、五島沖の浮体式洋上風力の運転開始を2年延期。浮体構造部に不具合(2023年9月23日)
同発電所で採用したハイブリッドスパー型浮体は、浮体上部に鋼、浮体下部にコンクリートを採用する構造で、戸田建設が設計から施工まで行い、世界で初めて実用化した技術。日本で商用の浮体式洋上風力発電機が複数機設置されるのも今回が初。
【参照ページ】国内初の浮体式洋上ウィンドファーム「五島洋上ウィンドファーム」の商用運転開始
【画像】戸田建設
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