【アメリカ】戦略コンサルBCG、今後は社会・環境インパクトを高める経営戦略が重要 2017/11/07 最新ニュース

 戦略コンサルティング世界大手米ボストンコンサルティンググループ(BCG)は10月25日、企業戦略の重要コンセプトとして、これまで重視してきた株主総利回り(TSR)に加え、今後は社会総インパクト(TSI)を新たに提唱した。TSIは、社会だけでなく環境へのインパクトをも含む広義の意味で「社会インパクト」を定義。企業はTSIを高める戦略を取ることで、TSRを下げる要因の把握、新たな気づき獲得の2つのメリットがあるとした。  BCGが今回TSIを提唱した意義は大きい。TSIの概念は、これまで社会・環境要因は財務リターンと矛盾しないと考えるサステナビリティ経営支持者やESG投資家の考えをなぞるものであり、新規性は高くない。一方、経営戦略で世界的に有名なBCGは、従来、経営戦略において「競争戦略」に重点を置いており、幅広い事業環境を考慮するサステナビリティ戦略に関する発言はしない傾向にあった。しかし、ついにBCGも、経営戦略には社会・環境要因への考慮が重要であり、さらにそれにより財務リターンが向上すると主張してきたことは、世界的なサステナビリティ思考の潮流を大きく後押しするものとなる。  BCGは今回、企業の状況分析手法として、…

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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