【インド】香料大手米IFF、チョコレート大手マースのミント生産者支援プログラム「Shubh Mint」参画 2017/11/30 最新ニュース

 香料世界大手米インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス(IFF)は11月16日、チョコレート世界大手米マースの北米子会社マース・リグレー・コンフェクショナリーが推進するインドの小規模ミント農家支援プログラム「Shubh Mint」に参画すると発表した。ミント生産地であるウッタル・プラデーシュ州バラバンキと同州ラクナウで2021年までに農家2万人にミント農法の指導をし、所得倍増、水消費量の30%削減を実現する。

 ミントはガムやブレスケア商品等に使用されている原料。マース・リグレー・コンフェクショナリーは、主力製品15ブランドのうち65%でミントを原料に用いており、ミントの市場規模は7億米ドルにも達する。米国とカナダでもミントを大規模生産しているが、世界のミント生産の80%はインドの約100万の小規模農家が担っており、ミントのサプライチェーンを持続可能なものにするためにはインド農家の生産性向上や生活の安定化が欠かせない。

 マース・リグレー・コンフェクショナリーは2017年、米国、カナダ、インドでのミント農家支援プログラム「AdcanceMint」を開始。そのうち、インドに関するものに「Shubh Mint」プログラムという別称が付けられている。「Shubh Mint」では、農家2万人へのミント農法の指導、農家の所得倍増、水消費量の30%削減の他、女性の相互援助グループを200創設、農家生産組織の設立、リグレー財団やPratham Education Foundationと協働し農村600ヶ所で教育プログラム展開も実施していく。同プログラムには、IFFの他にも、ミント原料製造大手米Callisons、インドSharpも加わっている。IFFはその中で、農村地域の自立的発展のための図書館や学習プログラムを提供する非営利組織READ Globalのインド支部・READ Indiaの活動を支援する。すでに2017年10月に地域センター1ヶ所への援助が完了。今後さらに2つの地域センターに資金提供し、若年層と女性の教育・社会進出を進める。

 「AdcanceMint」では、米国、カナダでも、ミント生産性の向上、水消費量効率の向上、マース・リグレーコンフェクショナリー・持続可能な農業実践賞を通じた地域5ヶ所でのインパクト向上を目指す。

【参照ページ】IFF Partners with Mars Wrigley Confectionery to Support Smallholder Mint Farmers; Strengthen Supply Chain
【プログラム】Mars

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