Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【インド】ケーララ州、モンスーン豪雨でダムが緊急放水し大洪水発生。22万人が避難生活

 インド・ケーララ州で8月8日深夜から降り続いた豪雨によりダムが緊急放水を開始。現在、同州のダム42基のうち35基が放水を実施する異常事態が発生している。結果、22万人が避難生活を強いられている。

 ケーララ州は、インドの南西に位置する沿岸州。人口は約3,400万人。8月8日の夜から激しくなった雨は、24時間で310mmに達し、同州内の農業感慨用ダムは水位が決壊レベルにまで到達した。当局は、満水となったダムの緊急放水を決定。結果、周辺の低海抜地域は冠水し、大規模な地滑りも多数発生した。同州が42基のダムのうち35基で放水を行うのは同州史上初。死者は350以上。約9万人が救助された。その他22万人が避難生活に入った。国際空港も閉鎖し、通信ネットワークも遮断された。同州政府によると、洪水により約1万kmの道路が冠水または地中に埋まっている。

 ケーララ州では近年、モンスーン(季節風)による水害が深刻化してきている。今回の被災地も政府委員会により「生態系が影響を受けやすい地域(ESZ)」に指定されており、早期対策の求める提言が出ていたが、手が打たれていなかった。そのため、今回の大災害を「人災」と呼ぶ声も上がっている。

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。