【国際】銀行版PRI「国連責任銀行原則(PRB)」2019年9月発足。創設銀行世界29社。日本ゼロ 2018/11/09 最新ニュース

 国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は11月26日、国連責任投資原則(PRI)の銀行版となる「国連責任銀行原則(PRB:Principles for Responsible Banking)」のパブリックコメント募集を開始する。創設機関としてすでに世界28銀行が参加。誕生すると、PRI、保険会社を対象とした「持続可能な保険原則(PSI)」に続き銀行分野でも国際イニシアチブが発足することになる。発足は2019年9月を予定。

 PRBは、銀行業務を国連持続可能な開発目標(SDGs)とパリ協定が定める社会的ゴールに整合するよう変えていくことを目標としている。そのため、PRBは署名機関に求める6つの原則として、「整合性」「インパクト」「クライアントとカスタマー」「ステークホルダー」「ガバナンスと目標設定」「透明性と説明責任」の6分野で原則を設定する予定。13のNGOも原則策定に参加している。

  1. Align our business strategy with society’s goals as expressed in the SDGs, Paris Climate Agreement and other frameworks
  2. Continuously increase our positive impacts while reducing our negative impacts
  3. Work responsibly with our clients and customers to create shared prosperity for current and future generations
  4. Consult, engage and partner with relevant stakeholders to achieve society’s goals
  5. Implement commitments through effective governance and setting targets for our most significant impacts
  6. Commit to transparency and accountability for our positive and negative impacts, and our contribution to society’s goals

 創設機関として参画している28銀行は、英バークレイズ、仏BNPパリバ、仏ソシエテ・ジェネラル、蘭ING、蘭トリオドス銀行、西サンタンデール銀行、西BBVA、スウェーデン・ノルデア銀行、ギリシャPiraeus Bank、豪ナショナル・オーストラリア銀行、韓国・ハナ金融グループ 紹介、韓国・新韓フィナンシャルグループ、中国工商銀行(ICBC)、モンゴルGolomt Bank、タイCIMB Bank、インドYes Bank、豪ウエストパック・グループ、メキシコBanorte、ブラジルBanco Bradesco、エクアドルBanco Pichincha、トルコGaranti Bank、南アフリカFirstRand、南アフリカLand and Development Bank of South Africa(LADBSA)、南アフリカStandard Bank、エジプトArab African International Bank、エジプトCIB、ケニアKCB、ナイジェリアAccess Bank。日本、米国、ドイツの銀行はゼロ。

 PRBには規模を問わず世界中の銀行が署名できる。署名機関には、PRIと同様、進捗状況を記載した報告書提出の義務を負う。

【機関サイト】PRINCIPLES FOR RESPONSIBLE BANKING

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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