健康ビルディング認証団体米IWBIは2月8日、同団体が運営するWELL認証と他のグリーンビルディング認証との整合性をまとめた「Crosswalks」を改定し、「WELL v2 crosswalks」を発行した。IWBIは、WELL認証をグリーンビルディング認証と相互補完関係にあると位置づけている。
今回のWELL v2 crosswalksで関連性が整理されたグリーンビルディング認証は、
- BREEAM(UK New Construction 2018 and 2014; International New Construction 2016; and Netherlands New Construction 2014 v1 and 2014 v2)
- Green Star(Interiors v1.2, Design and As Built v1.2, Performance v1.2)
- LEED v4(BD+C: New Construction, ID+C: Commercial Interiors, O+M: Existing Buildings)
- RESET Air(Commercial Interior v2.0, Core & Shell v2.0)
今回のCrosswalksでは、各グリーンビルディング認証が、WELL認証取得基準を「完全に満たす」または「部分的に満たす」ものについては印が付けられており、先にグリーンビルディング認証を取得している物件が、WELL認証を取得する負担を減らせる箇所を明確にしている。また「完全に満たす」ものについては、各グリーンビルディング認証の報告書をWELL認証取得の際にどのように提出すればよいのかのガイダンスも付けられている。
【参照ページ】Announcing WELL v2 crosswalks: The blueprint for applying WELL alongside other global standards
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