
欧州委員会は3月18日、域内のイノベーティブな中小企業やスタートアップ企業に資金供給するための組織「欧州イノベーション会議(EIC)」2021年から正式に発足すると発表した。ビジネス競争環境が激化する中、研究開発段階にある技術のビジネスへの転換を資金面で後押しする。EICは、2017年から試験運用されていた。
EICの過去2年間の試用段階では、1,276件のプロジェクトに合計7.3億ユーロ(約920億円)が投下された。今後はさらに加速し、正式発足までの次の2年間で20億ユーロ(約2,520億円)を資金供給する。対象は、応用研究分野の「先駆者」プロジェクトと、市場からの資金調達が可能なレベルまでインキュベートする「アクセレレーター」プログラム。アクセレレーター・プログラムでは、民間資金を含めたブレンデッド・ファイナンスで1件最大1,500万ユーロ(約18.6億円)を助成及び出資する。
また、EIC運営では、EIC諮問委員会にイノベーション・リーダーを15人から20人任命し、EIC業務にアドバイスする。またフルタイムでの職員も募集する。
今回同時に、現在の試験運用段階で、新たな助成先として68社の中小企業とスタートアップ企業を発表した。助成額は1.2億ユーロ(約132億円)。
【参照ページ】€2 billion to fast forward the creation of the European Innovation Council
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