
 重電設備世界大手仏シュナイダーエレクトリックは6月26日、低炭素社会への移行に向け、気候変動緩和に対するポジティブインパクトの定量評価手法の提言をまとめたレポートを発表した。シュナイダーエレクトリックは、以前から気候変動問題への関心が高い。
 今回同社は、ライフサイクルアセスメント(LCA)や、プロジェクトベースや企業単位の二酸化炭素排出量測定の既存の手法には欠陥があると指摘。資本財や耐久財の気候変動緩和インパクト測定について新たな手法が必要と提言した。
 具体的には、既存の設備の省エネ化により二酸化炭素排出量を削減できる「Saved CO2」と、代替テクノロジーによって二酸化炭素排出量を削減できる「Avoided CO2」の2つの概念を区別すべきと提言。各々について、あるべき算定手法を示した。
【参照ページ】Time for Climate Impact Disclosure
    
    
	 
	
    
    
    
        
            
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