private 【EU】欧州委TEG、低炭素「ベンチマーク」最終報告書発表。ESGベンチマーク内容開示も 2019/10/04 最新ニュース

 欧州委員会のサステナブルファイナンスに関するテクニカル専門家グループ(TEG)は9月30日、同政策の柱の一つ「ベンチマーク」に関し最終報告書を発行した。ベンチマークでは、気候変動緩和のためにEUが公式に設定するインデックス2つの設定と、欧州での市場に出ているESGインデックスのESG内容に関する情報開示という2つの内容で構成されている。今後、パブリックコメントを募集した後、2020年中頃に政令に相当する「委任法令(Delegated Act)」の形で制定する予定。  今回のベンチマーク・ルールは、欧州委員会が提案したサステナブルファイナンス・アクションプランをEU理事会と欧州議会が承認し、審議に入っていた。設定するベンチマークは、ポートフォリオ構成企業やポートフォリオ全体の気候変動緩和内容について気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のレポート内容に即した要件を設定した「EU気候移行ベンチマーク(EU CTB)」と、さらに厳しくパリ協定に即したセクター方針等を追加した「EUパリ協定整合ベンチマーク(EU PAB)」の2つ。すでに欧州加盟国とEU理事会は、欧州委員会に対して同2つのベンチマークを設定することを授権しているため、委任法令の形で発布する。  今回設定したベンチマークは、投資家が気候変動緩和やパリ協定に整合性のあるベンチマークを探している投資家向けに、グリーンウォッシングを避けるため、EUとして高いレベルでのお墨付きを与えたもの。用途としては、パッシブ運用での活用、ポートフォリオのGHG削減戦略でのベンチマーク、エンゲージメント・ツール、戦略的アセットアロケーション(SAA)での投資ポリシー活用を挙げた。  EU CTBは、…

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