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【国際】世界経済フォーラム、障がい者インクルージョン「Valuable 500」に241社署名。日本企業も

 世界経済フォーラム(WEF)は1月21日、2019年の年次総会「ダボス会議」で発足した障がい者インクルージョン・イニシアチブ「Valuable 500」の署名企業が241社を超えたと発表した。同イニシアチブはグローバル企業500社のCEOが署名することを目指している。

【参考】【国際】ブルームバーグ、障がい者インクルージョンValuable 500署名。世界14社に(2019年4月14日)

 同イニシアチブは、職場での障がい者雇用を拡大することを目的としている。具体的には、社内教育研修への投資、障がい者パフォーマンス戦略の構築、取締役会でのガバナンス強化、労働生産性の向上、障がい者顧客からの知見獲得への投資、ブランド・エクスペリエンス等を推進している。

 すでに署名した241社は、24ヵ国以上の企業で合計990万の従業員。総売上は3.8兆米ドルにもなる。一方、世界には130万人の障がい者労働力があり、現在世界の企業の4%しか障がい者雇用に積極的になっていないという。

 署名企業は、アデコ、AVIVA、アストン・マーチン、アクサ、バークレイズ、イングランド銀行、BASF、ブルームバーグ、ボーイング、シスコ・システムズ、シティグループ、ドイツ銀行、ダウ、DSM、エネル、グーグル、グレンコア、グラクソ・スミスクライン、ヒルトン・ホテル&リゾーツ、HSBC、IBM、マイクロソフト、P&G、ランスタッド、セインズベリー、セールスフォース・ドットコム、ステート・ストリート、シンジェンタ、テスコ、ユニリーバ、ヴァージン・グループ、チューリッヒ保険等。

 日本企業では、MS&ADインシュアランスグループホールディングス、ANAホールディングス、大日本印刷、富士通、日本航空、花王、京王プラザホテル、近畿日本ツーリスト、丸井グループ、三井化学、NEC、NTT、ソフトバンク、ソニー、TOTOが署名している。

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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