
 IT世界大手米マイクロソフトは6月3日、インドでのアグリテック・スタートアップを支援するためのプログラム「Microsoft for Agritech Startups」を発表した。農業大国のインドでデジタルトランスフォーメーションを加速し、農業の発展を目指す。
 今回発表のプログラムは、インドのアグリテック・スタートアップに同社の技術やナレッジを提供し支援するとともに、同社のインドでのプレゼンスを高めることを狙ったもの。プログラムに参画する企業は、同社のツール「Azure FarmBeats」や「Azure Marketplace」を使えるようになる。同社は、同プログラムにより、農業収量の最大化、市場アクセスの改善、サプライチェーン効率の向上、ナレッジの獲得のインパクトが期待できるという。
 同プログラムは、3つのプログラムで構成。1つ目では、シードからシリーズCまでの幅広いスタートアップ企業に対し、Azure特典やAzure Marketplaceの無料利用券を提供する。2つ目では、製品販売フェーズのスタートアップに対し、同社のエコシステムを通じ販売を支援する。3つ目は、デジタル農業ソリューション分野のスタートアップに対し、人工知能(AI)や機械学習モデルが搭載された農業データプラットフォーム「Azure FarmBeats」を提供する。全体としては、スタートアップ企業、大企業、業界団体、政府、ベンチャーキャピタルを結びつけるプラットフォーム型の活動を目指す。
【参照ページ】Microsoft announces program to accelerate growth of agritech startups in India
    
	 
	
    
    
    
        
            
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